【まぐネット】とは? of 磁束密度観測コミュニティー - まぐネット


磁束密度データ観測コミュニティー

【まぐネット】とは?


解析線※クリックで拡大磁束密度の観測

 地震の発生と磁力は、密接な関係があるといわれています。
古くは、安政2(1855)年10月2日の夜、江戸とその近郊を推定M6.9の直下型地震が襲った「安政江戸大地震」を記録した「安政見聞誌」(安政末の1860年頃発刊)。
 浅草の眼鏡屋が長さ三尺あまり(約1m)の天然磁石に釘などをつけて店の看板代わりにしていたところ、ある夜、磁石についていた釘が全部落ちていいました。
安政江戸地震はその約2時間後に発生したと記録されています。
 安政5年(1858)、佐久間象山によって馬蹄形の磁石の下に鈴をぶら下げた鉄片を吸い付け、これが落下すれば音がなる仕掛けの「人造磁ケツ」なる地震予知機が製作されたのが、磁気による地震予測の始まりと考えれれています。
 現代においても、その研究は続けられていますが、計測機器に莫大な費用がかかるため、観測点が増えないなどの問題があります。
私たちのような民間の研究者も多数活動して、データの収集に苦労していますが、いまひとつ成果をみないのが実情です。

 そこで【まぐネット】では、iPhoneやAndroid端末に搭載されている高性能な電子コンパスを使い、多くのユーザーの方に協力していただく形で、研究を進めていこうと考えました。

 アプリケーションの配布について、小額のお金を頂戴しておりますが、プロジェクト推進のためにかかる機材費として使用させていただいております。
また、財政的に余裕がある場合は、日本赤十字社を通して、災害復興のお手伝いをさせていただければと考えております。


磁束集計

磁束の観測アプリ、及び観測結果集計には、今までに無かった【まぐネット】独自のアルゴリズム(数値解析手法・算法)を開発しました。
この考え方については、システム共々、特許出願中です。


解析線01※クリックで拡大観測点(1個人観測点)から放射状に線が延びているのがご覧いただけると思います。
この線上に地震の発生が集中しているのが、下図でご覧いただけるかと思います。

注:上図と下図は、違う時間帯の観測結果です。

解析線02※クリックで拡大観測地点を増やすことによって、より精度の高い発生確率を求めようというのが、【まぐネット】の目標です。